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Honey Vibes ハニーヴァイブス感想

このページは『Honey Vibes』の感想ページです。

ネタバレなしレビュー

攻略キャラは6人。個別エンドはハッピーエンドの他に欲望orバッドエンド数種(数や内訳はキャラによってまちまち)。個別エンドの他に各陣営ごとの欲望エンドとバッドエンドもあり。
6人クリアすると最後のルートが開く(隠しではなくサブキャラエンドでもない)。
攻略制限はないので任意のキャラから任意の順番で攻略できる。

暮らす大地が崩壊しつつある獣人の世界へと連れてこられた大学生の主人公が、彼らの世界のキーパーソン、クイーンであると説明され戸惑いながらも崩壊阻止のため助力していくというストーリー。
狭い世界で生存競争真っ最中なので血はそれなりに流れる。
獣人の価値観的に両想い=『番』=結婚も同然なので早々に深く触れ合うシーンが結構ある。
本作における獣人には『愛喰い』という習性があり、愛しすぎるあまりに相手に対し捕食行動をとる場合がある(獣人全てが必ず強く持つ性質というわけではなく個人差あり)。

ボリュームについては個別ルートだけで見たらもう少し欲しい感じはあるものの、基本的にはダラダラせずコンパクトにまとまっているという好意的受け取り方ができる印象。
「元の世界の家族を思い出しホームシック」だとか「元の世界に帰れるか、帰るかどうか」云々といった異世界転移主人公のお悩みテンプレは本作ではほぼ使用されない(あっても一瞬)のでシナリオの省スペース。

背景やBGMのクオリティが高いです。
楽曲配信サイトレコチョクでサウンドトラックが販売中でBGMが試聴できます。(曲タイトル横のアイコンから)
ハニーヴァイブス オリジナルサウンドトラック(レコチョク)

好きなキャラクターがいればおすすめしたいですが、最後のルートを終えたときに賛否が分かれるかもしれないと感じた作品でした。
下記でもう少し踏み込んだ説明をします。(なるべくネタバレには配慮しますが少し踏み込みますので注意)





少し踏み込んだレビュー

個別ルートは基本的にキャラクター当人の掘り下げと恋愛に焦点を当てていて、世界崩壊の根本的解決には至らないままエンディングを迎えます。
最後のルートで解決を見ることはできますが、各個別ルートでその解決まで至れなかったという不満を感じる方もいるかもしれないなと感じました。

個人的には、個別ルートだとずっと根本的解決に至らないままになってしまうというわけではなく、各個別エンディング後に改めて世界崩壊阻止に向き合い解決していくのだろうと解釈しています。

以下はネタバレ感想となります。クリア後の閲覧を推奨します。

イーノ

あかん 順位上がる……。ナメてた……。

捕食エンドが待ち構えているのがもろわかりのキャラだがしかし私はそこに初回から突撃していくんだぜェーーーッ!!!!!
と意味不明のテンションで特攻したものの
個別ルートに分岐する前から捕食されて(白陣営の、欲望じゃなくてバッドエンドのほう)ちょっと笑いがこみ上げ
ルートに入った直後に即死選択肢ならぬ即捕食選択肢があってフフッとなり
以降イーノを煽りまくる選択肢がある度に身を乗り出して期待するようになってましたよね。
他ルートにもかかわらず捕食されたときなんて「他ルートでまで食べてくれるの!?えーーーうれしいーーー」まである。

いや最初捕食エンドに興味なかったので、絶対あるのがわかりきってるイーノを先に済ませとこうと思ったわけですがこんな面白いキャラだと思ってなかったよ。
こんな良いキャラを最初に終わらせてしまったと直後は思ったけど、結果的に正解だったというか、イーノがどういう人物なのかをイーノのルートで真っ先に知れたのはすごい良かったなと思ってます。こんな良いキャラを最初に終わらせてしまったってのよりも、そっちの方が大きい。
わかりやすい元気キャラかというとそうでもないし、クールとかクレバーとか超強いとかカッコイイ強力な要素を使ってるわけじゃないのに魅力を出せてる興味深くて良いキャラ。他で替えがきかない、イーノでしか摂れない栄養がある。

即死選択肢ってぶっちゃけつまんないから好きじゃないんですけど、イーノの捕食エンドはその全部が真実「凪咲のことが大好きすぎて」の愛情行動なので噛み砕かれるごとに「えーうれしいー」になる。(※凪咲ちゃんの身じゃないから言える)
愛喰いって「誰かにとられたくない」気持ちも含まれるようですけど、イーノの場合それもなくはないにしても大部分は「好きすぎて」ってのがよくわかるからいいんですよね……。他ルートで捕食されても腹が立たない。小賢しさがなくて嫌味がない。
隙あらば食べたいとかではなくて、白の陣営欲望エンドで、明らかに正常ではない様子の凪咲ちゃんに対してそこにつけ込むようなことなく憂い顔だったのがめちゃときめいた……。

ふわふわした雰囲気と口調なのに好戦的にギラギラした面が同居してんの最高なんですよね……。ちょっと皮肉っぽい笑みを浮かべてる表情すごい好き。ミロルートでの「人の名前勝手に使わないでくれる?」の辺りときめく。
最初のほうは凪咲ちゃんがちょっとでも好意を見せたらぱぁって無邪気に喜んで即じゃあいただきます!って感じだったのが、徐々に絆深めた後は凪咲ちゃんから「好き」って言われたりキスされると照れて黙ってる感じなのが扇情的でとても良い……。イーノの表情全部好み。照れ顔も全部イイ。
たしか最後のルートだったかな、イーノとミロが素早く凪咲ちゃんを背後に守るようにして前に立ってくれるの。あれときめいた……欲望のままに貪りたいだけの好きじゃないんですよ……

イーノは初対面から即言い寄ってくるので一目惚れに近い感じかな。でも他ルートでも他陣営に来てまでアプローチかけてくれるし一目惚れとはいえ本人的に結構本気だと思うんですよね。他ルートの感想書いてて、イーノがちょっかいかけてこないルートなんてないという事実に気づいた。

このルートの凪咲ちゃん、「逆。逆だよ、逆!もっと少なくていいんだよ」とかお笑い芸人のような鋭いツッコミを入れてたり 「ぐーーー!」とかかわいい威嚇してたりかわいい。
イーノって凪咲ちゃんの名前呼んでくれることがすごい多くてうれしいんだよなー。「クイーン」って呼ぶこと序盤からほとんどない。
凪咲ちゃん、あの開放的な窓から誰かに見られたらって気にしてたけど あの窓の気にするとこそこちゃうと思うねんな私は。音やろ……目隠しはしても空間を何も遮蔽できてへんやん……。個人的には「実際に考えたら蚊とか虫がフリー入場してきそうでイヤやな……」て思ってました。ビバリウムではたぶんその辺の植物が虫を強力に寄せ付けない以下省略で大丈夫なんやと思います。

イーノはクズリの獣人なんですね。クズリ知ってるッゴールデンカムイで見た!(知識源)
体格自体はそんな大きくもないけどそこそこ強いっていうのイーノらしくていいですね……。

あと普段の服の胸元さ、あれ以上開いてると逆に特に色っぽく感じないんですけど 一番やらしいぐらいのところまで開いてるの天才的だと思う。
イーノは赤出身なので以前は赤い服着てたんだろうなって思った時 髪色を考えるとあんまり合わなさそうというか……クリスマスカラーみたいではあるけど……と思ってたんですけど、別のルートでテオに「似合ってなかったよね」ってざっくり言われてて笑いました。

フィン

順番的にキングは最後のほうに固めようと思ってて、白黒赤白黒赤の順番にしようと思ったので2番手でした。

体格差良いよね……。凪咲ちゃん組み敷いてるとき、凪咲ちゃんの細い指に1本1本指絡ませて縫い付けるようにしてるの最高。
フィン凪の凪咲ちゃんは恥じらいながらも「部屋がいい」ってはっきり誘うようなこと言ったり、フィンと触れ合うことに積極的なのいいですね……。

フィンがエリヤと出会った頃の話きいたとき、凪咲ちゃんの「待って???」にシンクロしました。
アルヴィンとの確執については、フィンに過失ないと思うので、話しかけてるのに無視されるか冷たくあしらわれてるのはかわいそう。

事情を説明してこなかったフィンにも確執の原因はあると言われればそうかもしれないけども、「何してた?どういうこと?」って質問もせず(質問されればフィンは説明したはず)問答無用で敵視したアルヴィンの行動のほうが疑問というか。まぁ小さい頃はカッとなってしまったとかあるにせよ、大人になってからも、あのときフィンに何があってどういういきさつでフィンが黒にいるのかを何も知らないつまり判断材料足りてないのにフィンを裏切り者だと断じてるのって 賢明とは言えないよなぁと。
フィンの言葉が信用できないのなら自分で調査するとかさ。まぁあの世界で、過去に起こったことの調査なんて困難を極めるだろうけど、エリヤに「なぜフィンは黒にいるのか」を質問すればなんらかの答えは返ってきただろうし、「本人に訊け」って返されたら真偽の判断はともかく言い分を聞くくらいはしてもいいと思うし……。

双子と言っても二卵性ですね。だいぶ違う。フィンとアルヴィンの、片手を胸元の前にもってきてる立ち絵が左右対称に近いポーズになってて並ぶと面白い。

もともと耳がいい獣人の中でもフィンはさらに耳がかなり良いらしいんですけども、エリヤルートでエリ凪があんなことやそんなことしてるとき聞こえてんのかな……とか下世話なことを考えてしまう。

フィンのケモ耳しっぽもっと触らせてほしかったです。たぶん凪咲ちゃんが触りたいって言ったら触らせてはくれると思うけどカウントダウンイラストのことを思うとあんまり「待て」できなそうだからそんなに長い間もふもふできなさそう。

テオ

的確に……的確に丁寧に急所を一撃一撃ときめきで刺してくる……!……っぐ……そこまで期待値高くなかったキャラにときめきでメッタ刺しにされるの……悪くない……ッ

序盤に興奮作用のある香りにあてられてしまったテオが無意識に凪咲ちゃんの腕にしっぽを絡めてた描写があったとき天才か?って思いました。獣人にしかできない距離の詰め方ッ……!

このルートはしっぽで撫でてくれたりとか特別な毛づくろいとか獣人でしかできないシチュをいっぱい提供してくれるんでありがたい。
一番おいしいなと思ったのは凪咲ちゃんが一時獣人化してるとき、いちゃいちゃしてるときに無意識レベルでお互いのしっぽを絡ませ合ってたやつ。他にも色々あったな色々……。
テオは凪咲ちゃんに惹かれる気持ちをかなり抑圧してたので、気持ちを通わせてからそれが一気に解放されて押し寄せて来るんですよね……。でも凪咲ちゃんが人間に戻るまでは粘膜接触NGなのでキスもそれ以上もできないんだけど離れがたくて触れ合いだけはするの……、「早くきみとつながりたい」って囁いてくるの、いっそ真っ最中よりも淫靡だと思うんですが。

あと、とれた凪咲ちゃんのケモ耳としっぽをテオが素知らぬ顔で自分のものにしてたの笑う。
しかし、ぽろっととれるとは……徐々に髪の毛や爪みたいに神経通ってない細胞に置き換わっていく感じなのかな?

テオも好きなんですけども、ミロがめっちゃ好きな私としてはこのルートのミロがどんな思いでいるのかをあまり深く考えないようにしている……。

アルヴィン

キャラクターデザインというか、ひとつのアートデザインとして見たときにデザインが一番好き。
ロングヘアにレオパード柄がでてるのおもしろいしきれい。

初キスがまだ両想いともはっきり言えない段階でしかも凪咲ちゃんからつい衝動的にしちゃったっていうのなかなか見ない展開で新鮮だなー。そうか、アル凪の初キスは凪咲ちゃんからってことになるわけか……良いなそれ……。

あとちいさいときのおにいちゃんかわいすぎ。そう、おにいちゃんなんですよ。
「あのときお前がいれば」とか弟に責任押し付けちゃうのはちょっとどうなのかな?と思ったよ。今からでもいいから弟を守ろうとする気概のある麗しくて強いおにいちゃんであってほしいよ……腕っぷしの問題ではないの心の問題ですよ……。
あとアルヴィンは白の陣営欲望エンドで正直ちょっと株を下げた。イーノは憂い顔してくれてるから余計に。まぁ私は黒の陣営欲望エンドも赦してないのでエリヤとフィンとアルヴィンの3人は同罪ですね。いや、凪咲ちゃんがああいう状態になったこと自体はアルヴィンの意志ではないから黒陣営よりは罪が軽いか。

欲望エンド見てて思うけど兄弟そろって普段がわりと理性的なぶん激情に傾いたときの反動がおそろしいな?普段から小出しにしてくれ?兄弟そろって極端から極端に走るな?

頭撫でようとすると条件反射で耳がぺしゃってなるのかわええ。アルヴィンのしっぽもっともふもふさせてもらいたかったよ……

ちなみに豹とライオンの雑種はレオポンと呼ばれ虎とライオンの雑種だとライガー/タイゴンと呼ばれるそうですがいずれも野生環境ではほぼありえないらしい。こういう自然成立しない雑種って身体に異常をきたすことが多くて長く生きられないってなんかで見たことあるんですけど、獣人の場合はそこらへん問題ないんだと思いたい。

エリヤ

共通ルートで風土病の話が出たときからもうそれっぽいなとは思ってましたがやっぱりかー。正直純獣人であってほしかったなぁ……。
惚れたら負けゲームが始まったときは、『凪咲ちゃんは告らせたい』が始まったのねとワクワクしてたのに……。
エリヤの体調の件のほうが緊急度高いからそっちに比重置かれるし、そこに本筋の世界崩壊の話まで絡んできて、短い尺に色々入れすぎてストーリーがとっちらかってる印象受けました。
事故チュー後の反応がただ身体の調子が良くなって驚いてるところしか見られなくて憤慨。もっとドキドキしてよぉぉ!!!
エリヤの体調が万全なら、「全然意識してくれない」って凪咲ちゃんが拗ねたりするおいしい展開とかもあったかもしれないのに……エリヤの体調が悪いとそりゃそこが最優先課題になるから。エリヤが凪咲ちゃんとコルトの仲を誤解した辺りは多少エモくてよかったですけど。
でも基本的にケモ耳としっぽをもふもふさせてもらうどころじゃないんだよ……。
しかもケモ耳しっぽがなくなっちゃうなんて……。と思ってたけど大団円後では獣人のままですね。扉の先に行ったあのとき獣人だったからそのままってことかな?

というような感じだったので、私はエリヤルートで何を楽しめばよかったの……?という感じでもやもやとした霧の中にいる心境だったのですが。
その霧が欲望エンド②でサーーーッ…と晴れて天啓が降りてきました。
凪咲ちゃん攻め…………!
凪咲ちゃんやりおるな……。さすがはクイーンか……。
ケモ耳装着して屈辱そうな顔にしてる凪咲ちゃんのCGとかもだけど、エリ凪の凪咲ちゃん表情豊かでかわいいな。のびのびとしてるというか。

それから黒の陣営欲望エンドはそこの二人ちょっと見損なったぞ……。凪咲ちゃんが興奮作用のある花をうっかり山ほど自室に持ち帰ってしまってそこにたまたま二人が来てしまって……とかなら不可抗力ということで情状酌量できたのに。

ミロ

ピロートークCGの凪咲ちゃんかわいい大賞2024受賞

他ルートでミロ出て来る度そのルートで気持ちに応えてあげられないことの罪悪感を感じてたのでもう満を持してという感じで楽しめたルートでした。テオルートとかどうしたってミロが近くにいるのでつらい。

ミロ凪の初キスも凪咲ちゃんからなんですねー。ミロって手が早そうに見えて凪咲ちゃんの価値観尊重して人間のやり方に合わせようとしてがんばって我慢してるとこいいよなぁ……。「ダメ」って言ったらきっちり引き下がる、待てがちゃんとできる子。

両想いになって以降、「俺の番」ってよく言うようになるの獣人ものテンプレなんだけど好き。年長組はあんまり言わない気がする。言ってもふたりきりのときの睦言って感じ。人前での「俺の番」発言多いと、周囲に対して牽制したい+自慢したい的な浮かれっぷりを感じてよいですね。

言動見てるとわりと少年っぽいところあるので体格から想像するよりは若いんだろうなとは感じてましたが、最後のルートで凪咲ちゃんよりたぶん年下なことが判明して ンン゛ッ……ってなりました。
若いのに、凪咲ちゃんと両想いになる前もなってからも人間の凪咲ちゃんの価値観を尊重して優先しようとしてくれるし欲望のままに奪ったりしない。

ミロって欲望エンドだろうがバッドエンドだろうが、自分の意志で凪咲ちゃんの尊厳を奪うようなことしてないんですよね。正気を失うようなことでもなければ。ピートが凪咲ちゃんを襲うバッドエンドで思ったんですけど、あれあの場面で終わってるけど……ピートはミロの想い人に手を出して無事で済むと思ってんの???ミロはわりと思慮深いから、オニキスのことを考えて命までとらないかもしれないけど。ピートはさ、オニキスっていう弱者のために、暴力を否定してるのではなかったの……?凪咲ちゃんという身内じゃない弱者の尊厳なら暴力で踏みにじってもええんか?
凪咲ちゃんは心が壊れるくらい傷ついただろうけど、ミロはそんな凪咲ちゃんを癒すことをあきらめないしその後つきっきりで守ると思うよ……。そんなことが起きたなんてきいたらテオも毛を逆立てると思うし、警備に協力してくれそう。

身体によじ登ってきた子供を剥がして降ろすんだけど手つきは乱暴じゃなくて優しいの好き。

私今年乙女ゲ4本やってそのうち3本に岡本さんいたんですけど。ミロ含めて2人推しだったし。
余談ですが最近龍が如く7の実況観てたらそこにも岡本さんキャラいて(ちなみに治安が悪い系キャラ)ご活躍されてるなぁ~と思ってました。

GC特典感想

もう早くから購入は決めてたし今回は特典も狙うつもりだったのですが問題はどこで予約するかということで、店舗特典の内容を早くからチェックしてたのですが、冊子のあらすじ公開遅かったんですよね。
で、公開された冊子のあらすじ見て、おそらく後日談ではなさそうと踏んだので、一番後日談の可能性が高そうなGAMECITYのメセカ『番となる貴方へ』にしました。
読み通り時間軸はエンディング後で、キャラによってはエンディング直後のコメントっぽいと思われるものがいくつかありました。
あ~イーノかわいいーミロは凪咲ちゃんに甘いー

雑感

プレイ前本命ミロ次点エリヤだったんですけどイーノの株が暴騰したんですよ~……きいてへんやんこんなん~……
ミロとイーノに順位つけたくないからこの2人がトップで2推しということで。テオもいいんだよな~この幼馴染3人は関係性も強いしそれぞれのキャラも良いし強いんよな~……
私なんでもかんでも簡単に箱推しとは言わないようにしてるんですけどハニヴについては箱推しって言えるかも。
最近キャラカラーが赤か紫のキャラが推しになる確率が異常に高いんですが今回もやっぱ赤は含まれてた。そういやキャラカラー紫のキャラいないの珍しいですね。しいて言うならベアティになるのか。

凪咲ちゃんにヒロインフェイスがなかったの最初残念だったんですけど、進めていくうちにだんだん納得できてきたというか、なくても良いかもと思うようになりました。なぜなら……ない方が深い触れ合いシーンで凪咲ちゃんがどんな顔してるのか想像の余地があって想像がふくらむから……!
「なんて顔してるの」みたいなシーンで、凪咲ちゃんてばさぞかし扇情的な表情をしてるんだろうと思い浮かぶんですよ……
マツリカの炯も秘め事シーンあったけど暗転早めだし描写もぼかされてて、ハニヴのほうが回数も多ければ結構ぎりぎりまでカメラ回してくれて描写もなかなか詳細なのでね……イー凪とテオ凪とかだいぶ手厚い。あれにヒロインフェイスついてて凪咲ちゃんがずっときもちよさそうな顔してたら画面がだいぶエロくなってしまうよね。っていう。納得。

あと色んなルートで思ってたんですけど、初キスにはCGが欲しかったですね……。どうせ2回目以降はたくさんのいちゃいちゃの一部になっていくわけなので。

大団円ルートについて。
みんなでキャンプとかお泊り会みたいになってるのほほえましい楽しい。個別ルートで苦労して解決した問題が爆速で解決していく少しの寂しさ。このルートの凪咲ちゃん、イーノやミロに言い寄られても心がびくとも揺れなくて寂しいレベル。6人の誰とも恋に発展しなさそう……。

全キャラ好きだしファンディスク期待したいんですが 個別ルート後の展開するとしたらどうなるか……。
すべての駒を揃えて新しい世界にできたはいいものの、恋仲として過ごしてた時間を双方または片方が思い出せずにいるとかでもエモくていいなぁ。

エリヤ・アルヴィン・ミロが新しい世界のやり方で財を築いて本土と橋でつながってる離島にビバリウムみたいなリゾートシティを再現してホテルとか経営しててそれぞれの陣営模した高級アパートのオーナーになっててほしい……。
フィンは変わりなくエリヤの補佐と警備でイーノは白のアパート住まいでカフェでバイト、テオは赤のアパート住まいでイーノと同じカフェでバイト。たまに野生に帰りたいときは増えすぎて農作物を荒らす鹿・猪・熊などを狩って捌いて調理して食べる。
こういう設定ならあの美しい背景を流用できると思うのですよ……。そう、私はビバリウムの背景とお別れしたくないぃいいい!!!!!
もうめっちゃ好き、背景美術さんありがとうございます。
背景のみの場面で文章消してスクショしまくってて数えたら80枚以上ある。同じ場所でも朝夕晩と3パターンあったりするし場面によっては雨が降ってたりもするから。赤の凪咲ちゃん自室と、白のキッチンと、黒の街並み好き。ねぇほんとファンブックとか出すなら背景も入れてくださいお願いします……。

あとピートとベアティ攻略したいです。おまけ程度のささやかなやつでもいいので。
ピートは色々赦してないことはあるけどキャラデザインは好み。ピートを落とせば合法的にオニキスのお姉ちゃんになれるってワケよ。
ベアティについても色々赦してないことはあるけどかわいいし幸せにしてあげたさはある。たぶんイーノはそのルートでも絶対凪咲ちゃんにべたべたしてくるだろうけど、凪咲ちゃん好きになったベアティはガチギレしそう。そして「なんで簡単に触らせるんですか!?」とか凪咲ちゃんにも矛先向けてきそうというイメージ。
あと他のサブキャラも良かったな、コルト、スカイラーさん、ハイダルとエナオ。

BGM迫力あってすごい良かったです。『生存競争』とか、ニンテンドースイッチの音質で聴いても良い曲なんですけどレコチョクの試聴でPC通して聴くとドラム音とかひとつひとつの音がもっと響いて臨場感ある。ドルビーサラウンドとかで聴きたい感じ。

あとUIがボタニカル柄で、タイトルにハニーってあるからハニカム模様も入ってたりでかわいい。

個人的にはこれが今年最後の乙女ゲになりますかね。今年プレイしたの4本と個人的に豊作だったなぁ。正直順位がつけにくいというかどれも好きだしそれぞれに良さがあるので優劣をつけづらい。ラーメン、すき焼き、ホットサンド、山盛り生クリームフルーツパンケーキの順位を決めろと言われたら難しいのと同じなんですよ。時と場合にもよるやんみたいな。人によっては好みですしね。
ハニヴは私的に今年のデザートだったので甘いもので口を楽しませて終われました。
いや甘けりゃいいってもんでもなくて、ハニヴはちゃんと心遣いの感じる甘さだったと私は思いますよ。「リンゴが好き?ほらよ!」ってまるごと目の前にドンて置かれるのではなく、「リンゴがお好きとうかがいましたのでアップルパイにしました。こちらのバニラアイスと合わせてどうぞ」って提供される感じだったので私としては満足でしたよ。
食べ物の話で思い出したけど文明レベルとかの設定は結構ガバガバだったな。電気ないけど冷蔵庫はあるみたいだったし氷を使ってるし。恒久的に強い冷気を放つ不思議な石とかがあるんだろうと思ってる。まぁ言い出したらきりがないしコルトの顔を立てると思って少々のことは大目に見ますよ。

長々とお付き合いいただいたハニヴ感想ですがそろそろお時間となってまいりました。
私は序盤から通しての各キャラルートごとの良いシーン振り返り用セーブデータを2周目ついでに作成してるんですが まだそれが終わってないキャラがいるのでそれをやりつつ今後の展開を楽しみに待っておきます。
それではまた~

オトモバ限定ボイス

全キャラ寝起きシチュということで、こういうシチュ決めてくれてんのとてもいいですね……
店舗特典ドラマCDとかもね、正直わちゃわちゃよりも「おはようからおやすみまで」系のやつのほうが私は真面目に検討する選択肢に入れる。

・エリヤ
エリ凪の凪咲ちゃん、「明日は私が早起きして寝顔見るんだから」とか思ってそう。
・フィン
わかってた 絶対に誰か一人は「昨夜無理させた」と言うであろうことを。
・アルヴィン
これアルさ、めちゃくちゃ遠回しに朝からお誘いしてるのでは?と邪推するなどしました。
・イーノ
なん……かわ……なんでそんなにかわいいのか??大好きなのはこっちの台詞なんだが???
・ミロ
凪咲ちゃん、ミロが起きる寸前までまじまじとミロ見つめて見惚れてて、ミロが目を覚ましたから慌てて寝たふりしたとかだったらかわいい。
・テオ
テオは本当にただダラダラ寝たいだけなんだけど凪咲ちゃんが昨夜の名残でそういう気分になってきちゃって凪咲ちゃんがこっそり困ってるといいなあと思うなどしました。でも結局お誘いはできなくてその日の晩までそわそわしちゃってるといい。

他作品のボイスも聴けるので気になってる作品があればそちらも聴いてみるとよいかと。

いやほんとイーノがかわいすぎてなんなの???状態。かわいい系キャラ普段別に刺さらないというか「あ、ハイかわいい系ですね」ってコンビニ店員ぐらいのテンションなのに。
攻めるときはめっちゃ攻めるくせしてなんだほっぺにちゅーって。もう凪咲ちゃんのほうが物足りなくってお返しに思い切って唇にしてるといい。そしたら「昨日たくさん無理させたから我慢しようと思ってたのに」って悪い笑顔してくるんだイーノは。

もう早くFD発表頼むーファンブックも頼むー

ビーズログ2024年12月号

ビーズログの連載企画『with sweets』という、読んで字の如くスイーツとキャラの描きおろしイラストが見られる企画で、2024年12月号はハニヴからエリヤ&アルヴィン&ミロのキング3人だったので買いましたよー。
ちなみに電子書籍で。私はイーブックジャパンを愛用してるのですが日によって何円以上購入で○%オフクーポンがありまして、それで安く買えそうだったので。
つまりこの描きおろしだけのために買ったわけなんですけども、それだけの価値ありました……。

みんなクリームこぼしてるな……。「そこにはこぼれへんやろ」みたいなとこにクリームついてたりするし……。エリヤの頬とか。
だからこれは「なんかエロい感じでクリームこぼしてカメラ目線ください」って指定を受けてそれをきちんとこなしてるキングのみなさんの図なんですよきっと。
そう考えると、ミロが「(指定の意味が)全っ然わかんねえ……」みたいな顔してんのウケる。
エリヤはあざとい(指定を完全に理解している)。ポニテのアルカワイイ(よくわからんけど仕事はこなす)。
ミロがスプーンがじがじしてるのかわいい。
あー、ここで「舐める」という選択肢を選んで凪咲ちゃんに舐めに行かせたい。
あとこれと同じ感じで肌にクリームこぼしてたり手についたのを舐めてる凪咲ちゃんを彼らの前に差し出したい。

これ残りの3人も次号以降来てくれたりしますかね……!?イーノのがめちゃくちゃ見たいんですが。

オトふゆ2024グッズ

・エリヤ
デコかわいい。これは悪魔的あざとさ。
・フィン
角も双子でおそろいなんですね君たちは。
・アルヴィン
最初「フーン…」って流し見したあと「いまリボンタイしてた??」って二度見した。巻き髪似合うネ。
・イーノ
まっすぐな角生やしたイーノ…なんか……龍神様みたい……て思ってました。元からかわいいのにポニテはもっとかわいくなるの かわいさの暴力なんだが。
・ミロ
ここここ困りますお客様メガネは メガネは刺さってしまいます 私に刺さりますので アッ困りますお客様ァーーー!!!
・テオ
ヘアピンと白ベストはもう悪魔的やねそれは 悪魔的エモさ

普段グッズ欲ないんだけど、なんか今は「ハニヴに散財したい……祭りに入りたい……!」っていうテンションがある。あと、普段ならトレーディング系買う気にならんのですけどハニヴ箱推しなので誰を引いても喜べるっていう。
ただ、マルイ限定なー。終ヴィル3周年のとき小冊子欲しくて抽選応募したけど普通に全落ちして普通に諦めたからなー。散財したくてもさせてもらえない可能性があるんですよね。
まぁ運が良ければ散財したいということで。

(追記)
普通に全落ちでした~。
「受注販売したらええのになんでせーへんのやろ」とぼやく内なる私を別の内なる私が「これでええねん、私の財布が守られるんやから」と諭している。
ユーザーが課金を望んでいるのに集金側自らそれを抑制してくださるということで、大変ありがたくそのご配慮をね、受け取りたいと存じます……いや皮肉でなくて本当に。財布が守られるのよ。ユークロ感謝祭事後通販買う予定なので、あちこちで散財すると大変だから……。

キャラクター投票結果

こういうのって要は統計データなので、統計データに対して不平不満を言う気はないんですけど
ミロの順位にえっ…………て正直動揺しました。
や、でもミロって、少女漫画だとするとヒロインの相手というより当て馬のほうにいそうなキャラではあるんですよね……。本っ当にいい奴だし一途だしかっこいいんだけど選ばれない方っていう。私こういうキャラずっと大好き
良牙とか翼宿とか好きなんですよ。男性主人公作品の場合こういうキャラって負けヒロインとか言うんでしたっけ。あ、違うんですよかわいそうだからとかじゃなくて普通にそっちの方がタイプなだけで。
こういうキャラがメインの話が見られてラブイチャが見られるから乙女ゲーは素晴らしい発明。

メインキャラ順位、意外なような気もするしせやんなって気もする不思議な感じ……。
エリヤの描きおろしありがとうございますちょうど袴と足袋の間の絶対領域が欲しかったところなので大変助かります。お正月っぽーい。

ちなみに私だと ミロ=イーノ>テオ>エリヤ≧フィン≧アル という感じになりますかね。
ミロとイーノはほんとにどっちも同じくらい好きなんですけど、たとえばプレイするとき同時にルートをプレイすることはできないのでどうしてもやる順を決めなければいけないとしたらミロを最後にすると思うので僅差でミロかなーという感じです。

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